回顧シリーズ。「市町村」編。
来沖1周年を記念して、
ちょいとばかし回顧してみようと思います。
沖縄に来て間もない頃、
道路に出てる青看板の、
そのほとんどの地名が読めませんでした。
しばらくすると、徐々に読めるようになり、
「はえばる〜(南風原)、こちんだ〜(東風平)」
とスラスラ読めるようになったのですが、
あの青看板って、市なのか町なのか村なのか、
までは載ってないんですよね。
そこで地図を広げてみました。
まず那覇市でしょ。
それから豊見城市、南風原町、知念村、
名護市、金武町、読谷村などなど。
なるほどね〜、と思って見ていたら、
あることに気付きました。
はっ!
沖縄の市町村って、
全部読み方が「し・ちょう・そん」だ!!
どういうことかと言うと、
那覇市「(ナハ)し」
豊見城市「(トミグスク)し」
南風原町「(ハエバル)ちょう」
知念村「(チネン)そん」
名護市「(ナゴ)し」
金武町「(キン)ちょう」
読谷村「(ヨミタン)そん」
地名の後ろにくる市・町・村の読みが
みんな「し・ちょう・そん」なんですね。
まぁ、「市」はどこでも「し」なんですが、
関東の場合、
東京都なら奥多摩町「(オクタマ)まち」や、
利島村「(トシマ)むら」。
埼玉県なら長瀞町「(ナガトロ)まち」や
大里村「(オオサト)むら」など、
町なら「○○まち」、
村なら「○○むら」の方が多いんです。
ところが沖縄は「○○まち」や「○○むら」がないんですね。
ただし、市町村より下の地名には「まち」もあります。
那覇市の東町(ひがしまち)や
旭町(あさひまち)など。
それでも圧倒的に
「○○ちょう」や「○○そん」が多いようですね。
…。
なんちゅ的には大発見!?
と思いましたが、
ちょっとしたトリビアで終わっちゃいましたね。
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